PMS(月経前症候群)におすすめの漢方|イライラ・だるさタイプ別に薬剤師が解説

症状にあった漢方薬

「生理前になると、些細なことでイライラしてしまう…」

「体が重だるくて、眠気やむくみがつらい…」

そんなPMS(月経前症候群)の症状、実は漢方の得意分野です。

漢方では、PMSを「気・血・水」のバランスが乱れているサインと捉えます。

大切なのは、周りが飲んでいるから選ぶのではなく、「あなたの今の症状」に合わせることです。

この記事では、

・PMSタイプ別!あなたに合う漢方診断

・薬剤師が教える「加味逍遙散」や「加味帰脾湯」の違い

・楽天で買える!失敗しない市販漢方の選び方

まで、初心者向けにわかりやすく解説します。

現役薬剤師が漢方と薬学の専門知識を活かし、セルフメディケーションに役立つ情報を発信しています。

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こんにちは、当ブログを運営している薬剤師のAzukiです。
数あるサイトの中から「体質改善×漢方ナビ」へお越しいただき、有難うございます。

■ 経歴と想い
6年制薬学部を卒業後、現在は調剤薬局にて現役の薬剤師として勤務しています。
日々、多くの患者様と接する中で「病院に行くほどではないけれど、なんとなく体調が優れない」「もっと根本から体質を整えたい」という切実な声を耳にしてきました。
そんな中、私自身が深く感銘を受けたのが漢方・中医学の考え方です。

■ なぜこのブログを書くのか
漢方は「難しい」「古臭い」と思われがちですが、実は現代人のストレスや慢性的な不調を紐解くための知恵が詰まっています。

現在は、より深い専門知識を届けるべく「漢方生薬認定薬剤師」の取得に向けて日々研鑽を積んでいます。

「専門的な知識を、どこよりもわかりやすく」

薬剤師としての視点を活かし、皆さんが自分自身の体をもっと大切にできるよう、日々のセルフケアに役立つ情報を発信していきます。

趣味は筋力トレーニングです。

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結論:PMS漢方は「どんな症状が強いか」で選ぶのが重要

PMSの漢方選びは、心の不調がメインか、体の不調がメインかを見極めることが改善への近道です。

Aタイプ: イライラ・情緒不安定タイプ

(体力:虚弱~中等度)

• [  ] 生理前~生理中にかけて、イライラや情緒不安定、気分の波が激しく、急に落ち込むことがある

• [  ] ため息が多く、便秘と軟便を繰り返しやすい

• [  ] ストレスが溜まると生理痛やPMSがひどくなる

• [  ] 生理前に胸や脇腹、お腹が張って痛む

Bタイプ: むくみ・冷え・だるさタイプ

(体力:虚弱で疲れやすい)

• [  ] 生理前になると顔や手足がパンパンにむくむ

• [  ] 手足が冷えやすく、疲れやすい

• [  ] 顔色が青白く、立ちくらみがすることがある

• [  ] 体が重だるく、やる気が出ない

Cタイプ 不安・不眠・疲労感タイプ

(体力:虚弱で胃腸が弱い)

• [  ] 生理前、理由もなく不安な気持ちになる

• [  ] 疲れやすいのに、夜ぐっすり眠れない(熟睡感がない)

• [  ] 胃腸が弱く、食欲が落ちたり下痢をしやすかったりする

• [  ] 些細なことが気になり、考え込んでしまう

Dタイプ:強い生理痛・冷えのぼせタイプ

(体力:中等度~比較的充実している)

• [  ] 生理前から腹痛や腰痛が強く、生理痛も重い

• [  ] 足は冷えるが、顔だけがほてる(冷えのぼせ)

• [  ] 比較的体力があり、肩こりがつらい

• [  ] しみ・そばかす、目の下のクマが気になる

診断結果:あなたにおすすめの漢方はこれ!

市販漢方の選び方:薬剤師のアドバイス

・初心者なら「ツムラ」

医療現場でも最も普及しており、安心感があります。個包装の顆粒タイプで持ち運びにも便利です。

・継続重視なら「クラシエ」

漢方の味が苦手な方でも飲みやすい「錠剤タイプ」が充実しています。職場や外出先でもサッと飲めるのがメリットです。

市販薬の漢方薬は、メーカーやブランドによって「医療用と同じ成分量」のものと、効き目をマイルドにしたり価格を抑えたりするために減量されているものがあります。しっかり効き目を感じたいなら成分量もチェックするといいですよ。わからない場合は薬剤師にご相談ください。

最大限に効果を引き出す「正しい飲み方」と注意点

• 飲み始めのタイミング: PMS症状が出る「生理の7〜10日前」から飲み始める方法や、体質改善のために毎日飲む方法があります。

• 即効性を求めすぎない: 1〜2周期様子を見て、自分に合っているか確認しましょう。

【重要】受診の目安:こんな時はすぐに病院へ!

• 日常生活や仕事に支障が出るほど症状が重い(PMDDの可能性)

• 強い抑うつ症状や、自分を傷つけたい衝動がある。

• 激しい腹痛や、生理期間以外の不正出血がある。

まとめ:タイプに合わせて「穏やかな生理前」を

PMSの漢方選びは、あなたの「今のつらさ」に耳を傾けることから始まります。

イライラ型 → 加味逍遙散

むくみ・だるさ型 → 当帰芍薬散

不安・消耗型 → 加味帰脾湯

生理痛・血流不良型 → 桂枝茯苓丸

自分にぴったりの一箱を見つけて、生理前の憂鬱な時間を「自分をいたわる時間」に変えていきましょう。

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